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飲食店の出店前に、出店予定地周辺の競合店調査をすることは、業態決定の参考にしたり、出店可否の判断材料にするために非常に重要です。
その際にまず気を付けるべきなのは、競合店を見落とさないことです。多くの方が勘違いしているのは、競合店と言うのは自店と同じ業種の店だろうと思いこんでいる点です。例えば海鮮居酒屋を開業しようとしている方は、同じ海鮮居酒屋が周囲にあるかは気にしますが、果たしてそれだけが競合店でしょうか?
お客様の立場にたって考えるとよくわかりますが、お客様は業種を決めてからお店を選ぶことよりも、ほかの様々な要因を総合してお店を選ぶことが多いのです。
例えば、今日は同僚と4人で飲みに行く、予算は4,000円ぐらい、お洒落な感じではなく賑やかな感じの店がいい、という風にしてその条件に合うお店を探します。
このときお客様側の選択肢にあるのは、当然海鮮居酒屋に限らず、イタリアンバル、焼き肉店、韓国料理店など様々です。
つまりあなたのお店の競合店は、業種ではなくお客様の利用動機によって決まるのです。
この利用動機の中でも最も大きな要因は予算と利用シーン(仕事帰りに同僚と一杯、デート向け、ファミリー向けなど)です。ですから価格帯が同じで、なおかつ利用シーンが自店と同じと想定されるお店を競合店とみなし、そこを重点的に調査する必要があります。
この点に注意しないと、周囲に同業種がいないからと安易に出店してみたものの、実は沢山ある競合店に客を奪われて、さっぱりお客様が来ないということが実際におこりうるのです。
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