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調理師免許は飲食店開業に必要?
まず、調理師免許を持っていないと飲食店を開業できないというのは誤解です。調理師免許が無くても飲食店は開業できます。
よく誤解されますが、調理師でなくてもお客様に料理を提供することは可能です。調理未経験で飲食店を開業される方から、自分が調理師免許を取るか、あるいは調理師免許を持っている人を雇わないといけないのでしょうか?という質問をよく受けますが、そんなことはありません。
では調理師免許とは何かと言うと、「調理師」を名乗っていいという免許なのです(逆に調理師免許を持っていないのに調理師を名乗ると法律で罰せられます)。
調理師を名乗るメリットは次のようなものが考えられます。
□ 調理に関する専門知識を一通りマスターしていることを証明でき、信頼感を与えることができる。
□ 飲食店に調理人として就職したい場合に有利(調理師免許保有を採用条件にしているところも多い)。
□ 調理師免許の勉強の過程で、調理に関する正しい知識を得ることができる。
どちらかというと自分で飲食店を開業する方ではなく、調理人としてキャリアアップしたい方が取得することの多い資格です。
調理師免許の取得方法
調理師免許を取得するには次の2つの方法があります。
(1)厚生労働大臣が指定した調理師学校(養成施設)を卒業する
学校によって卒業までに必要な年数や学費は異なります。1年~2年で卒業できるところが多いようです。現在指定の学校は全国で270校程度あります。厚生労働大臣が指定した学校でないと、卒業しても調理師の免許は得られないので注意しましょう。
(2)2年以上飲食店などで調理の実務を経験した後に、調理師試験に合格する。
学校に行かずに試験を受けて調理師免許を取得することも可能です。ただし、受験資格に2年以上の調理の実務経験が必要とあります。実務経験はアルバイトでも可能です。また複数の店の経験を通算することもできます(ただし、それぞれの店で証明を貰うことが必要です)。
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調理師試験に関する情報
調理師試験は各都道府県で実施しています。試験の実施時期や場所などは各都道府県の担当部署に問合せましょう(インターネットで「○○(お住まいの都道府県) 調理師試験」と検索すると情報が出てきます)。
調理師試験の合格率は都道府県ごとに違いますが、平均すると6割程度です。平成23年度は全国で42,040名が受験し、26,103名が合格しています(合格率62.1%)。これに加えて調理師養成施設(調理師学校)の卒業者がおり、毎年40,000名程度に調理師免許が交付されています。
調理師の就業先
平成20年のデータでは学校16.5%、病院10.7%、社会福祉施設16.9%など飲食店以外で働いている調理師も沢山いることがわかります(飲食店は40.8%)。
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