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飲食店先輩経営者からのメッセージ

クラフトビールと日本ワイン  le 白河夜船

飲食店で働くスタッフに幸せになってもらいたい!
オーナー:白川一貴氏1971年生 青森県出身
住所:東京都杉並区西荻南3-15-13 高梨ビル 1F
開業:2017年12月開業

白川氏は、飲食業界で20年ほど経験を積む中で、やはり経営者として自分自身の飲食店をつくりたいとの想いを持ち開業を考えはじめたという。飲食店の転職回数も多く、率直に会社の環境にも疑問を持ちながら働いている中で、飲食店舗で働くスタッフに幸せになってもらいたい、そしてその環境をつくるためには、やはり自分自身が経営者として店舗をつくりたいと感じ独立開業を決意したという。

お店のコンセプトは、これまでの飲食経験をベースに“クラフトビールと国産ワインそして国産食材にこだわった店”と決め、ミュージシャンや役者など多くの文化的な人達が多く住んでいる街の雰囲気に魅かれ、西荻窪を出店場所に決めたとのこと。

 ただ出店物件を確定するまでには、慎重に時間をかけ物件を選定したとのこと。少ない資金の中で、気に入った物件が見つかるまで、毎日20件以上の物件情報を確認し、10件以上の物件を見て回り最終的に今の店舗に決めたとのことだ。

『知識ゼロでも開業は出来てしまう、しかしこれから開業される方にお伝えしたいのは、売上目標は高く、予測売上設定は厳しく見て開業をする必要があることです。』そう白川氏は語る。

 白川氏自身も金融機関から多くの融資を受けて開業したが、当初の売上見込があまかったために、開業後資金繰りに悩む時期があったとのこと。開業前にしっかりと運転資金を確保しておく重要性をお伝えしたいとのことだった。

 今は順調に常連のお客様も増え、店舗も軌道に乗ってきている。こだわっているクラフトビールは、開業前に数百種類のクラフトビールを試飲し、信頼できるおよそ20のブルワリーから仕入を入れ替えながらラインナップしているという。フードメニューは自分自身が食べたいと思うメニューを基本に、埼玉県で独自のこだわりで豚を育てている牧場から、まろやかで甘い上質の脂を感じられる豚肉を、店内で炭火調理して提供している。国産ワインは都内の醸造所から仕入れルートを開拓し店舗に樽で入れてもらっているとのこと。

『お客様に楽しんで頂くために、クラフトビールは樽がなくなれば常に違う種類や新作に入れ替えを行っています。また旬の料理を楽しんで頂くために、季節ごとの素材を厳選し一部のメニューは毎日入れ替えを行っています。』『美味しい商品を提供していくことは当たり前、お客様が楽しかったと思って頂ければそれが一番』そう白川氏は語る。

経営者の立場に立った今、従業員として働いていたころとの一番の違いは『お客様への愛情』ということだった。

今後の店の目標として3店舗を目標に出店をしていきたいとのこと。
やはり“従業員が満足して、生き生きと働ける環境を作りたい”という開業当初の想いを達成するためには、しっかり収益の出る店舗を複数展開し、従業員に還元していくことが必要と考えているためだ。

 

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